韓国旅行2017~釜山⑥石窟庵~慶州
釜山 3日目~古都慶州へ
2017.8.13
慶州は「屋根のない博物館」と言われるほど文化遺産が多く
韓国の人は修学旅行と言えば“慶州”という程だそうです。
釜山から慶州までは約2時間、集合はAM8:30
かもめツアーの朴さんがガイド兼ドライバーをしてくれます(^0^)/
高速にのって慶州目指して出発!
休憩所で一休み・・・
朴さんがくるみ菓子を買ってきてくれました(^O^)
中にあんが入っていて美味しかったです。
世界遺産の石窟庵(ソックラム)へ
韓国の霊山とされる吐含山(トハムサン)の東に、統一新羅時代の751年に
造営された石窟寺院で、朝鮮の仏教文化を代表する石窟庵。
1995年12月にユネスコ文化遺産に登録されました。
一柱門(イルジュムン)をくぐり山奥へ
道路はきれいで歩きやすかったです。
2016年9月12日 震度5の地震があり、その傷跡が今も残っていました。
歩いていると可愛いりす(다람쥐タラムチュイ)があちこちから〜
空気が澄んでいて、とても気持ちよく歩けました~
10分程歩くと整地された広場に着きました。
山に包まれるように立っているお堂
古墳のように盛り上がった所が主室
甘露水、またしても勇気がなくて飲めませんでした!いつも通り、手を清めました。
(母は飲んでいました (・・;) すごい)
韓国独特の色鮮やかな提灯。
見取り図、上から見ると石窟庵の手前側は四角い形、奥は円形。
手前を前室、間の通路を扉道、奥が主室。
主室に本尊が置かれ釈迦如来像、本尊を取り囲む壁面、
前室の壁面に十一面観音菩薩像、十大弟子像、菩薩像、天部像、
四天王像、仁王像、八部神衆像と沢山の仏像彫刻。
さらに木造の前室が建てられて観覧はガラス越しです。※写真撮影禁止です
石窟庵修復後、元に戻せなくなってしまった石壁達が
並べられていました(植民地時代の日本の復元工事の失敗!)
復元前の石窟庵が凄いのは、
切り出した石をドーム型に組んで作られただけではなく、湿気などを除去する
自浄構造になっていたそうです。
誤って組み立て、補修素材にセメントを利用したことによって換気が不可能に
なってしまい、現在のようにガラス越しになってしまったそうです。
なんとも、悲しい話です。
前室を覆う建物は1963年に作られたものです。
ガラス越しに観た、釈迦如来像は穏やかな表情の気品ある顔立ちでした。
東向きに建ている石窟庵から見た景色です。向こうは日本海(東海トンへ)!
(日の出の名所としても有名らしいです!)
本堂を下がっていくと、寿光殿があります。
寿光殿には阿弥陀如来が祀られています。
この壺??ゴミ入れなんです。景観が守られて素敵 (*´∀`*)
帰り道、またタラムチュイ(りす)に会いました。
駐車場に戻ってきました ~次は仏国寺です~