韓国旅行2017〜釜山⑦仏国寺〜慶州
釜山 3日目〜古都慶州
2017.8.13
石窟庵の後、少し山を下り世界遺産である
仏国寺(プルグクサ/불국사)ヘ
仏国寺は曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の第11教区本寺です。
一柱門(イルジュモン/일주문)をくぐり参道を〜
緑が気持ちいいです〜マイナスイオンたっぷり(^_^)
境内に入ると、別世界です(^_^)
蓮華橋(ヨンファギョ/연화교)蓮華の花びらが刻まれその上の石段が
七宝橋(チュルボギョ/칠보교)そして安養門をくぐると
阿弥陀仏の極楽世界を表す極楽殿へ
坂道に沿って積み上げられた石垣。石垣を平坦から傾斜させていく
工法は建築技術丈からも、高く評価されている。
この壺は…ゴミ壺です(^∇^)
極楽殿(クッラッジョン/극락전)
金剛阿弥陀如来坐像(国宝第27号)は新羅時代の金剛仏像の中で
最も大きく優れたもので8世紀の作品。
極楽殿の扁額の後ろに猪がいることから
以前は大雄殿の前にいた金色の猪が今はここに!
韓国では豚は豊作の象徴で、十二支も猪ではなく豚(香港の十二支もそうでした)
触ると福を呼ぶそうです〜金運あがれ〜ヽ(´▽`)/
산수유나무…山茱萸(サンシュユ)ミズキ科の落葉小高木。
薬用植物で実は熟すと赤くなり漢方で滋養強壮薬。
羅漢殿(ナハンジョン/나한전)
羅漢とは悟りを開いた弟子を指し示す言葉。
修行に秀でた16人の弟子を祀った場所です。
舎利塔(サリタップ/사리탑)宝物第61号
毘廬殿の脇にある舎利塔は1905年日本に持ち出されたものを
1933年に返還され、もともとあった場所に安置。
繊細な彫刻は統一新羅時代の様式を継承。
下の彫刻部分が写っていませんが!(;▽;)
毘廬殿(ピロジョン/비로전)
現在の建物は1973年に基檀と礎石を残す形で復元されたもの。
8世紀頃の作品とみられる金剛毘廬遮那仏坐像(国宝第26号)が奉安。
毘廬遮那仏は華厳経の経主で太陽、光明の象徴とされています。
最も印象に残った仏様で・・・手の形が智拳印!というそうです。
仏の智恵(最高の悟り)を意味しているそうです。
智賢印を調べていて気になったのが、伸ばしている人差し指が
日本とは左右逆なことなんですが〜どんな意味があるのかな?
観音殿(クォンオンジョン/관음전)
仏国寺の最も奥の高い位置にあり、とても急な高い階段があります。
高い位置にあるのは、南海の果てにあるという観音様の浄土
補陀洛迦山を表しているそうです。
観音殿には慈悲の菩薩・・・観音菩薩が祀られています
大雄殿(テウンジョン/대옹전)
仏国寺の本殿、彼岸の世界ヘ
大雄殿の基壇は新羅時代のもので内部には中央に釈迦三尊仏が
中心に釈迦牟尼仏、左右には「文殊菩薩」と「普賢菩薩」
未来の仏様になる弥勒菩薩
過去の燃灯仏かつら菩薩
過去、現在、未来の三世仏が祀られています。
大雄殿の東側に多宝塔(ダボタプ/다보탑)国宝第20号、
多宝塔は韓国の10ウォン硬貨の裏に描かれてます。
西側に釈迦塔(ソッカタプ/석가탑)国宝第21号。
紫霞門(チャハムン/ 자하문)
上の16段が白雲橋(ベッウンギョ/백운교)、
下の17段が青雲橋(チョンウンギョ/청운교)と呼ばれ国宝第23号に指定。
世俗と仏様の世界を結ぶ橋。上段16段(白雲橋)下段17段(青雲橋)共に33段ある
二つの橋は仏教でいう33天を意味し「未だ釈迦の境地に達していない」ことを意味。
橋は悟りへ達しようとする「希望」の象徴。
紫霞門(チャハムン)から見下ろした庭・・・昔は池だったそうです。
橋は通れないので、山道を下ります ~緑が気持ち良い~
チャハムン・・・善徳女王(선덕영왕)の世界だぁ~ (*≧∀≦*)
天王門(チョナンムン/천왕문)
四天王を奉安した門。東方-持国天王(琵琶を持ち)南方-増長天王(剣を持ち)
西方-広目天王(竜を持ち)北方-多聞天王は宝塔を持っています。
駐車場からの景色です!さぁ~昼食です(^。^)