韓国ソウル〜ドキドキ一人旅③ 2015
ウォーキングツアー〈西村韓屋村コース〉2015.6
通仁市場(トンインシジャン)創業80年の在来市場
この市場の人気の秘密は・・・
市場の真ん中にある顧客満足センター2Fと3Fにある
『お弁当カフェ』なんです (^o^)丿
5,000w(日本円で¥500位)を払い、10個のコインと空のお弁当容器をもらい
市場内の加盟店で食べたいお惣菜とコインを交換して、自分のお弁当を作ります。
ご飯やスープも1,000wで別売りしています。
販売時間は 午前11時~午後4時
休業日は 毎週月曜日、3週目日曜日
一番人気は50年以上の歴史があるというトッポッキ屋さん
キルム(油)トッポッキ!
普通のトッポッキは炒めるんですが、これは揚げています(^.^)
おかずは色々、チャプチェ、スンデ、チェユッポックム(豚肉の甘辛炒め)etc・・・
甘いデザート類やシッケ(お米ジュース)などの飲み物も・・・
今度はゆっくりと市場内を歩いて、お弁当も
食べてみたいです (*^。^*)
市場を抜けて住宅街へ(韓国らしい~)
玉仁洞(オギンドン)尹(ユン)氏家屋
玉仁洞のあたりは、朝鮮後期1800年頃文人の集まりである
松石園(ソンソクウォン)詩社があったところ。
そこに尹徳栄(ユン・ドギョン)が99軒の韓屋や洋館と
碧水山荘というルネッサンス様式の別荘を建てた。
碧水山荘は1917年に竣工。床面積600坪(約1983平方メートル)
1941年から1945年までは、三井財閥の所有になっていたそうです。
1966年4月火災があり、2階3階が消失、1973年に解体。
尹徳栄は、1910年の日韓併合条約に尽力したと朝鮮貴族になり、
朝鮮中枢院副議長や貴族院議員にもなった人。
韓国では反民族行為を行った親日派の国賊とされている。
その敷地の入口になる石の門柱が、裏通りに2つ残っている(# ゚Д゚)
1つは家の横の柱に使われ、もう一つは反対側に短くなって上部だけが!
なんとも不思議な光景でした Σ(゚д゚lll)
そして石段を登った所が、“玉仁洞の尹氏家屋”
朝鮮最後の皇后、純貞孝皇后(大韓帝国第2代皇帝・純宗の2番目の妃)のご実家。
南山コル韓屋村にあるものは、復元されたものです。
(老朽化しすぎて崩壊の危険があったため移築できなかったそうです)
ここは西村の富裕層が暮らすエリアで豪邸が並んでいます (+_+)
坂道をひたすら上がります (^_^;)
この日はお天気は良かったんですが、とても暑くて・・・
仁王山(イナンサン)の麓にある
水聲洞渓谷(スソンドンケゴッ)수성동계곡〈ソウル市記念物第31号に選定〉
朝鮮王朝の画家キョンジェチョン・ソンの山水画「水聲洞」
に描かれている風景を復元したそうです。
大きな岩を2枚使った橋が~麒麟橋(キリンギョ)
ここは世宗大王の第三皇子、
安平大君の屋敷があった跡地とも言われているそうです。
向こうに見える山は、チマ(スカート)バウィ(岩)という岩です。
チュンジョン王の妻が離ればなれになってしまった時に、
王様がご覧になれるように、チマを広げたと言われています。
風景を見ながら、こんなお話もガイドさんが話してくれました (*^。^*)
坂を下っていく途中に、可愛いお花屋さんやカフェなどが並んでいました。
玉仁通りを下る途中にお屋敷が・・・
尹徳栄(ユン・ドギョン)が1937年頃に娘に建てた家で、
韓家様式、中国式、西洋式が混在した邸宅で
1930年代後半の韓国人建築家の設計をみることができる貴重な史料だそうです。
その後、朴魯壽(パク・ノス)画家の家になり
彼の死後、鐘路区に寄付され 2013年9月11日、玉仁洞(オクインドン)に
「パク・ノス美術館」としてオープン
《イ・ビョンホンの奥さんイ・ミンジョンの母方のおじいさんだそうです》
彼の絵は青い色が特徴だそうです (^o^)丿
坂を下り、通仁市場のところへ戻ってきました~
培花(べファ)女子高校・社稷(サジク)公園へ (*^。^*)